期待を大きく超える「おもてなし」提供者の皆さまへの認証です。(第三者認証【有償】)
おもてなし規格認証制度の中で、「期待を大きく超えるおもてなし提供者」である皆さまに付与される第三者認証です。【有償】
2021年9月より、紺認証取得を前提とし、紺認証に付加する審査を行う方法で、最上位認証「紫認証」を認定する方法に改定いたしました。紺認証と同様の①規格項目のうち、I~Ⅶに含まれる26項目で既定のレベルを超えている事業所が対象となります。(トラベラー・フレンドリー認証の場合は、Ⅷに含まれる4項目でも既定のレベルを超えている事業所が対象となります。)加えて、②CS調査(ミステリーショッピングリサーチ調査)が「卓越したレベル」であること、③ES調査において一定水準のスコアを獲得していることが認証の条件となります。
紺認証審査の各項目の審査結果を基に、卓越レベルと認められる事業者が紫認証を取得できるよう連動性を持たせて設計していますので、紫認証に段階的にチャレンジすることができます。
① 規格項目
Ⅰ.サービスエクセレンスのリーダーシップと組織文化
Ⅱ.従業員エンゲージメント
Ⅲ.卓越した顧客体験の設計とイノベーションマネジメント
Ⅳ.サービスエクセレンスを高め続ける運用力
Ⅴ.サービスエクセレンスを作り出す基盤整備
Ⅵ.デジタル・IT活用によるサービスエクセレンスの推進
Ⅶ.社会との共生
Ⅷ.トラベラーフレンドリー・インバウンド対応
トラベラー・フレンドリー認証について
トラベラー・フレンドリー認証とは、おもてなし規格認証 ★★★(紫認証)、★★(紺認証)、★(金認証)を取得し、さらにインバウンド対応(訪日外国人の対策)を積極的に取り組むサービス事業者の皆さまに付与される第三者認証です。
※規格項目のうち、「Ⅷ.トラベラーフレンドリー・インバウンド対応」がトラベラー・フレンドリー認証審査に該当します。
認証基準
・以下1、2を満たしていること
・トラベラー・フレンドリー認証を希望する場合、1~3すべてを満たしていること
1 | Ⅰ~Ⅶ 必須10項目中 | すべての項目でB評価以上 |
2 | Ⅰ~Ⅶ 全26項目中 | 21項目以上でB評価以上 うち10項目以上でA評価 |
3 | Ⅷ 必須4項目中 | すべての項目でB評価以上 うち2項目以上でA評価 |
規格項目および評価基準は、こちらのセルフチェックシートでご確認いただけます。
② CS調査(ミステリーショッピングリサーチ調査)
紺認証時に行ったミステリーショッピングリサーチ調査を活用し、紺認証よりレベルの高い卓越レベルであることを審査確認します。卓越レベルとは、業界上位20-30%に入る水準と設定します。覆面調査の実施が難しい業種については、利用するクライアントに対して、ネットリサーチ等で利用満足度を調査します。
③ ES調査(従業員満足度調査)
パート・アルバイト等の非正規従業員も含む対象事業所の全従業員を対象としたES調査を実施します。在籍スタッフの7割程度の回答を必要数とし、組織の現状と課題を把握できる調査項目において、一定水準のスコアを獲得することが条件となります。(ES調査は認証機構により認定されたものを活用します。)
申請・取得方法
本認証は認証機構による審査を伴う有償認証です。
紺認証を取得し、有効期限内にある事業所が紫認証のエントリーの対象となります。
同一企業での多施設認証も可能です。
取得の流れは以下の通りです。
紺認証の結果をもとにエントリー
紺認証を取得した事業所のうち、認証基準を満たし、卓越レベルにあると審査員が認めた事業所が紫認証の取得を希望する場合に、審査員の斡旋によりエントリーが可能です。
エントリーシートは紺認証受審時に提出されたものを活用します。
審査委員会で承諾
CS調査(ミステリーショッピングリサーチ調査)が「卓越性のレベル」であることを確認した上で、認証機構内の審査委員会において、紫認証への斡旋を承諾します。
書類審査は行わず、審査申込をしたすべての事業所がES調査、専門審査員による現地審査に進みます。
審査料振込
認証機構からの案内に従い、事前に審査料の振込を行ってください。
※支払方法は銀行振込のみとなります。
※請求書に掲載されている指定口座にお振込ください。
ES調査実施
対象事業所の全従業員を対象としたES調査を実施します。調査に必要なアプリケーションを提供し、従業員に一定期間の間にPCもしくはスマートフォン・タブレットでアンケート回答していただきます。
現地審査
専門審査員が現地(事業所もしくは本社)に出向き、各項目の卓越度を確認します。エントリーシート記載内容について、エビデンスや運用状況の確認を行います。
ES調査の結果も現地審査においてフィードバックし、課題点がある場合は、改善要求を審査員から提示します。必要に応じて改善計画を提出してもらい、その内容も審査対象とします。
審査委員会で判定
審査委員会で認証を判定します。審査委員会には、審査品質向上委員会の外部アドバイザーも参画しています。
認証料振込
審査を通過した場合、認証機構からの案内に従い認証料の振込を行ってください。
※支払方法は銀行振込のみとなります。
※請求書に掲載されている指定口座にお振込ください。
認証書発行
認証料の振込確認後、認証書とシールを郵送でお届けします。
更新
認証の有効期限は3年間です。3年ごとに審査が必要です。
★★★(紫認証)取得にかかる費用
審査料 | 1施設目 | 110,000円 |
2施設目以降 | 2,200円 | |
認証料 | 1施設目 | 55,000円 |
2施設目以降 | 1,100円 |
(すべて税込表示)
※認証を取得する事業所に発生する費用は以下の通りです。
認証取得1年目:審査実施(審査料と認証料)
認証取得3年後:審査実施(審査料と認証料)
※事業所単位の費用です。
※「2施設目以降」とは、多施設認証を適用する場合の費用です。
※審査に伴う交通費や出張費等がかかる場合があります。