株式会社クエスト

経営目標である「あなたに信頼されるITサービス」を目に見える形に

情報サービス産業の創成期であった1965年に設立、2002年にはJASDAQ市場へ上場された株式会社クエスト様。社名の由来である探求（新しい技術とサービスを貪欲に探し求める）と探究（お客様の企業価値向上を実現するITサービスを究める）という両輪の経営を実践しながら、コンサルティングからシステムの構築、運用・保守を含むワンストップサービスを提供しています。同社が紺認証を目指した理由や実際に審査を受けた感想を、鈴木様、阿田様、早川様に伺いました。
※記載されている会社概要や肩書き、数値や固有名詞などは取材当時のものです。

紺認証を目指した理由は？

当社の活動を目に見える形にしたいと考えたためです。

クエストは独立系情報システム企業として、お客様とともに成長し、着実かつ堅実に事業を拡大してまいりました。事業においては、お客様のニーズや期待を事前に見定め、確実に答えていくための積極的なコミュニケーションの実施と仕組みづくりを進めてきました。

2020年度にはさらなる持続的成長に向けた中長期ビジョンとして「Quest Vision2030」を策定し、当社の経営理念体系の再定義を行い、経営目標（Vision）として『価値を共創するデジタルデータ社会の実現に向けて、「あなたに信頼されるITサービス」のリーディングカンパニーへ』（※あなた・・・お客様、パートナーを含むすべての取引先）を定義しました。

この経営目標の実現に向けて、これまでクエストが提供してきた“お客様に寄り添い、痒い所に手が届くサービス”を何か形にできないか、と考えていた中で、経済産業省創設のおもてなし規格認証の存在を知りました。

我々の強みを生かした「おもてなしITサービス・ソリューション」の強化と経営目標で標榜する「あなたに信頼されるITサービス」の実現に向けて、おもてなし規格認証の取得を目指しました。

実際に審査を受けてのご感想は？

本認証は宿泊業や飲食サービス業、小売業などの取得実績が多く、我々が提供するITサービスと合致しない面もありましたが、異業種だからこそ学ぶ点も多く、新たな発見もたくさんありました。

サービス向上に対しての社員満足の重要性を改めて認識することができましたし、サービスのタイプは違えども、お客様と価値を創造しながら継続的にビジネスを成長させるための取り組みについては、非常に刺激になり、勉強になりました。

また審査合格後に従業員からも喜びのコメントを受け、「おもてなしITサービス・ソリューション」の強化に向けた社内機運が高まっていると感じます。本認証の審査にあたって、改めて当社の強みを再認識することができました。

今後に向けて一言！

認証取得を機に、「顧客満足度（幸福度）」「社員満足度（幸福度）」を両輪に、今後より質の高いITサービス・ソリューションを提供していきます。

お客様が、大事にされている、信頼できると感じるのは、人対人の直接的なコミュニケーションを通じて感じるもので、これから時代が変わっても、このことは変わらないと考えています。

クエストが50年以上の歳月をかけて築き上げてきたのは、真にお客様の立場にたった誠実なサービスマインド、おもてなしの心、そして探究心です。
これは、長期にわたる常駐型サービスで、“お客様と一緒に考える”ことを実直に行ってきたからこそ、築き上げられたマインド（DNA)です。
当社では、このサービスマインドとDX・IT技術を融合した“クエストおもてなしITサービス・ソリューション”で、経営目標で掲げる「あなたに信頼されるITサービス」のリーディングカンパニーの実現に向けてこれからも事業活動を行なっていきます。

我々の活動がクエストのブランド向上につながると同時に、お客様をはじめとする日本企業の競争力やサービスの向上、ひいては世界レベルでのおもてなし向上と平和につながっていく。そんなことを夢見て日々、目の前のサービスに全力で取り組んでいきます。